インターネットが繋がっていればいつでもどこでも学習できるオンラインスクール「デジハリ・オンラインスクール」(以下、デジハリ・オンライン)。
デジハリ・オンラインのWebデザイナー講座の内容や、料金、各プランの違いを現役Webデザイナー目線でご紹介します。
デジハリ・オンラインスクールとは
クリエイター養成スクールを20年運営しているデジタルハリウッド株式会社が、培ったノウハウを生かして運営しているオンライン完結のスクールです。
デジハリ・オンラインスクール
- 運営会社
- デジタルハリウッド株式会社
- 授業形式
-
- オンライン
- 入学金
- -
- 受講料金
- ¥203,500~税込
- 受講期間
- 3か月~
- 就転職・案件サポート
- あり
ソフト
- Photoshop
- Illustrator
- Dreamweaver
言語・システム
- HTML
- CSS
- JavaScript
その他
- 企画・ワークフロー
- カラー・フォント
- クリエイターのための著作権
- バナー広告制作講座
- マネージメントスキル
- Webリテラシー
- Webライティング(株式会社LIG監修)
- カメラテクニック(株式会社LIG監修)
- Webディレクション
- お金の教養講座
- Webリテラシー概論(インターネットの歴史・インターネットビジネス・インターネットに関する法規・アクセシビリティなど)
「フリーランスプラン」で学べるスキルです。他のコースでは内容が異なります。
カリキュラム
ソフト
- Photoshop
- Illustrator
- Dreamweaver
言語・システム
- HTML
- CSS
- JavaScript
その他
- 企画・ワークフロー
- カラー・フォント
- クリエイターのための著作権
- バナー広告制作講座
- マネージメントスキル
- Webリテラシー
- Webライティング(株式会社LIG監修)
- カメラテクニック(株式会社LIG監修)
- Webディレクション
- お金の教養講座
- Webリテラシー概論(インターネットの歴史・インターネットビジネス・インターネットに関する法規・アクセシビリティなど)
「フリーランスプラン」で学べるスキルです。他のコースでは内容が異なります。
デジハリ・オンラインのWebデザイナー講座は4つプランがあります。
各プランの違いは後ほどご紹介しますが、すべてのプランで知っておかないとトラブルになる可能性の高い著作権について学べるのが大きな特徴です。
各プランの違い
各プランを充実している順に並べると以下のようになります。
- フリーランスプラン
- 在宅・副業プラン
- 就転職プラン
- 短期集中プラン
HTMLやCSSなど、基本的な知識はすべてのプランで学べるため、プランを選ぶときはWeb制作のスキルを使って何をしたいかで選ぶのがおすすめです。
在宅・副業プランで学べない内容
- Webライティング(株式会社LIG監修)
- カメラテクニック(株式会社LIG監修)
- Webディレクション
就転職プランで学べない内容
在宅・副業プランで学べない内容に加え、以下の内容が学べません。
- バナー広告制作講座
- マネージメントスキル
- Webリテラシー
- お金の教養
短期集中プランで学べない内容
就転職プランで学べない内容に加え、以下の内容が学べません。
- ライブ授業(ブラッシュアップレッスン、カラー&画像講義、Webサイト事例研究、Web業界の「いま」と「これから」)
目的別おすすめのコース
Webデザインを副業にしたい場合
Webデザインの副業で多いのはバナー制作です。
バナー制作を副業にしたいのであれば、「在宅・副業プラン」がおすすめです。
副業でWebサイトを作りたい人は、「フリーランスプラン」がおすすめです。
ただ、Webサイトを制作するのには、かなり時間がかかります。
納期などの交渉はできますが、副業に使える時間でWebサイトを制作できるのか、本業に影響が出ないかは、受講前に確認しておきましょう。
Webデザイナーとして就職・転職したい場合
できれば「在宅・副業プラン」を受講して欲しいです。
将来フリーランスを目指す人は、「フリーランスプラン」も視野に入れるとディレクションの知識を増やすことができます。
「就転職プラン」がおすすめできない理由
デジハリ・オンラインには「就転職プラン」がありますが、就転職をする場合でもあまりおすすめできません。
就転職プランには、Webリテラシー概論の授業がありません。
Webリテラシー概論では、インターネットの歴史や仕組み、アクセシビリティ、セキュリティなどを学びます。
インターネットの歴史や仕組みは比較的楽に独学できますが、アクセシビリティやセキュリティは話が複雑で独学が難しいです。
また、重要ですがデザインやコーディングに比べて後回しになりがちなため、あらかじめ受講環境が整っているほうがおすすめです。
通っていたスクールの講師に教えてもらったのですが、面接でインターネットの歴史や、Webサイトが表示されるまでの流れを聞かれることがあるそうです。
どうしても予算に限りがある、絶対独学できるという場合以外は、「在宅・副業プラン」以上のプランを選択するのがおすすめです。
スクール卒業後にフリーランスになりたい場合
スクール卒業後にフリーランスになりたい場合は、「フリーランスプラン」がおすすめです。
ただ、スクール卒業後にフリーランスになるのはいばらの道で、失敗に失敗を重ね生き抜く覚悟のある人以外はやめておいたほうが良いでしょう。
受講料金
フリーランスプラン | ¥437,800税込 |
---|---|
就転職プラン | ¥281,600税込 |
在宅・副業プラン | ¥393,800税込 |
短期集中プラン | ¥203,500税込 |
カリキュラム、サポートともに充実していますが、受講料金は比較的低価格です。
また、分割払いが利用できます。
メリット
チャットはもちろん、ビデオ通話でも質問できる
ほとんどのオンラインスクールはチャットでのみ質問が可能ですが、デジハリ・オンラインは予約をすれば、ビデオ通話(Zoom)でも質問できます。
テキストでは説明が難しいときに便利です。
また、空きがあれば当日予約もできます。
挫折させないサポート体制
短期集中プラン以外のプランでは、業界知識豊富な講師とスタッフが一人ひとりの理解度に合わせた最適な学び方や目標の達成をフォローしてくれます。
希望者のみ対象なので、サポートが必要ない人は無駄な面談なく学習に集中できるのも特徴です。
デメリット
PCとソフトは別で用意する必要がある
PCを持っていない場合は、受講料金の他にPCの購入料金も必要です。
デジハリ・オンラインの受講環境はこちらから確認できます。
すでにPCをお持ちの場合も条件を満たしているか確認しておきましょう。
また、Adobeソフトも自分で用意する必要があります。
デジハリ・オンラインでは、通常版と機能などが同じアカデミック版のAdobeソフトを¥39,980(税込)で購入できます。
コースの相談ができない
資料請求は可能ですが、カウンセラーによるコースの相談ができません。
また、体験授業はありませんが、公式サイトで視聴できる各講座で視聴する動画の一部で教材の雰囲気を知ることはできます。
デジタルハリウッドとの違いは?
デジタルハリウッド株式会社が運営するスクールには「デジタルハリウッド」もあります。
デジハリ・オンラインとの違いをまとめてみました。
どちらもオンラインで完結できる
「デジタルハリウッド」も動画教材を自宅で視聴でき、チャットやビデオ通話で課題の添削ができます。
受講料金が違う
カリキュラムが若干違うので正確に比較ができないのですが、デジタルハリウッドのほうが受講料金が高いです。
一部デジハリ・オンラインで学べない内容がある
HTMLやCSSなど基本的なカリキュラムは同じですが、一部デジハリ・オンラインでは学べない内容があります。
デジタルハリウッドのプランや校舎によってもカリキュラムが異なりますが、アクセス解析ツールであるGoogle Analyticsはデジハリ・オンラインでは学べません。
「STUDIOクリエイターズオーディション」がない
デジハリ・オンラインには「デジタルハリウッド」が受講生の就業を目的に主催しているイベント「STUDIOクリエイターズオーディション」がありません。
作品をプレゼンテーションし、採用を検討している企業からスカウトされるチャンスがあります。
どちらがおすすめ?
デジハリ・オンラインを選択しても、デジタルハリウッドを選択しても違いはないと思います。
就転職する場合も、フリーランスになる場合もプランを正しく選択すれば、デジハリ・オンラインのカリキュラムで十分です。
+αの知識の独学の必要性を減らしたい場合はデジタルハリウッドを選択すると良いです。
ただ、費用と得られる知識を天秤にかけて、デジタルハリウッドを選択するメリットがあるのかは考えましょう。
仲間が欲しい場合は、デジタルハリウッドに通学したほうが仲間を見つけやすいです。
デジタルハリウッドの校舎の一つである「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」については以下の記事でもご紹介しています。
デジハリ・オンラインは充実したカリキュラムとサポート体制が特徴のスクール
チャットだけでなく、ビデオ通話でも質問したい人はデジハリ・オンラインがおすすめです。